消えゆく言葉に気分は「ぴえん」

国語辞典

8年ぶりに「三省堂 国語辞典」の内容が全面的に刷新されるという。

約3500語が追加され、約1100語が消えていくのだ。
ど昭和に青春時代を生き抜いた私にとって、懐かしい言葉が世の中からどんどん消えていくのは寂しい限りで、国語辞典に新しく追加となる、まさに「ぴえん」な気分

消える言葉と追加される言葉の基準は「生活語彙として広く使われている事と、流行語ではなく長く使われている事」らしい。

普段から死語を連発しているので、消える言葉の中には現在進行形の言葉もあったりする訳で。
脳みそが成長していないっていうか昭和で止まってるっていうか (^^;
バリバリの方言にプラスαの死語とくれば、若い世代に失笑される事もしばしば。

ふと子供の頃を思い出す「おとうふ」という言葉は、今でも普通に使っている言葉なのか?はたまた死語なのか?方言なのか?よく分かりませんが、非常に懐かしくて思い入れのある言葉です(*^^*)

食べる「お豆腐」の事ではなく、子供達が鬼ごっこで遊ぶ時に、歳の離れた小さな子は鬼に当てられても鬼にはならないよう、小さな子に配慮した特別待遇の事で、特別待遇を受けた小さな子達を「おとうふ」と呼んでいました。鬼ごっこの “VIP待遇”

そうする事によって大きな子達は鬼ごっこのガチ勝負ができる訳ですし、小さな子達は大きな子達の仲間入りをしながら心は余裕のよっちゃんって訳です。

余裕のよっちゃんも死語ですかね?(^^;

懐かしい言葉といえば、いつの日か近所のおばあちゃんに「坊やは元気?」と聞かれ、一瞬で時代がタイムスリップしました。
“日本昔話し” のオープニングの曲で流れていた「坊や良い子だ寝んねしな」の坊や。
しかし、このおばあちゃんの口から発せられた「坊や」はなんとも品のある心地よい響きでしたね~♪

うちの坊やは「坊や」の面影は微塵もなく、社会人になって早4年になります。

新語を生み出す人のセンスには脱帽ですが、昔の言葉も温かくて良いものです(*^^*)

言葉の話題ついでに、「今年の漢字」は「金」に決定したそうですが、車の中で聴くラジオ番組でも、リスナーさんから今年の漢字一文字を募っていました。
リスナーさんからの回答で多かったのは「無」

私個人の今年の漢字は「礼」かな。夫は「悩」と「迷」のどちらかだそう。
2つもアリ?ならば私も「想」を追加でヽ(^o^)丿