ペットの霊視体験～１～

かれこれ3か月前に愛犬を亡くし、寂しいったらありゃ～しない日々の中、夢でも幻でも良いから何とかもう一度会えないものか？と。

もう一度、元気な姿で目の前に現れてくれるに越した事はないが、そんな事は不可能な事くらいアホな私でも分かる。

そこで思い付いたのが “霊視できる人に視てもらったら” どうだろう？

しかし「霊能者」と聞くだけで、何だかインチキ臭い思いを抱いてしまうのもまた事実で、普段のスーパードライな私なら、冷静に「やめておこう」と思うのですが、なんせ寂しいったらありゃ～しないので、ここはひとつ騙されてもよいと思い霊視体験をしてみる事にしました。

霊視は人生初であり、霊視方法は対面ではなくメール鑑定です。

霊能者とはいえ、本物も偽物もいるのでは？
どの人に視てもらうかで、結果に大きな差があるのも覚悟の上

こちらの情報提供は、私のニックネームと犬の名前のみです。写真も不要、犬種も住まいも本名も生年月日も状況も何も聞かれず、伝えたのはこれだけです。

ただ、私自身のニックネームに関しては普段使っているニックネームではなく、その時ばったりのふざけたニックネームを書いたため、これではどこの誰ぞや？分かるまい？と勝手に思い、ご丁寧に自分の生年月日を付け加えておきました。

そして、愛犬に関しても犬の本名「くにこ」を出さず、普段呼んでいる愛称「くうちゃん」と記載しました。しかし、これではどこぞのワンコか？分かるまい？と勝手に思い、ご丁寧に犬の生年月日と亡くなった日を記載しておきました。

鑑定内容は、一人一つの悩みに対して質問4つまでという事でした
例えば、仕事の悩みなら仕事に関しての質問を4つまでOKで、仕事＋恋愛など、2つの悩みはＮＧという意味です

私は亡くなった愛犬に対する質問でしたので、
くうちゃんの犬生はどうでしたか？
一番楽しかった事は？
家族に伝えたい事は？
今どこにいますか？
あれもこれも山ほど聞きたいけれど、この4つを質問しました

次の日に霊視結果が来ました。ペットロスを癒すような誰にでも当てはまる万人向けの無難な回答ではなく「こりゃ～うちの犬に違いねぇ！！」と断言できる的確な回答がきました

もし、うちの犬はどんな犬だった？と聞かれれば、開口一番に「食いしん坊」だったと答えますし、健康優良児でしたが唯一、膿皮症を患い、皮膚がカイーカイーとかゆくてたまらない日を送る事も多かったように思います。

それらを見事に言い当て「食べている時が一番幸せで楽しかった・かゆい時にもっとかいて欲しかった」等、ここでは要約しますがピンポイントで愛犬が思いをぶつけてきました（笑）

中でも一番グっときたのは「眠る時にとても寂しかったけど、たくさん撫ででもらったのでそれが幸せだった」と伝えてきたことでした。

毎晩、寝る時は私の横で大の字で爆睡していた愛犬だったので “眠る時” という表現は” 寝る時” ではなく “最期の日” だと都合よく解釈しました（笑）

というのも、シニア期に突入した頃から外の音・生活音・声掛けへの反応は鈍くなっていたので、愛犬の最期が近づくにつれ、更に耳は遠く目に覇気がなく意識も混沌とする中、私に出来る事といったら愛犬に「ずっとそばにいるから安心せ～よ」と伝える事で、そのまま手がポロンと取れるのではないかと思ったくらい、根性で愛犬の体を撫で続けていたので心に響くものがありました。

恐るべし霊視・・オーマイガー！

最後の質問「今どこにいますか？」に関してはハッキリとは分からず漠然としか答えられずに申し訳ないのですがと冒頭に記してあり、天国とか地獄とかは分からないとした上で、今は明るい日がさしたポカポカした場所で、レースのカーテンが見えるのでどこか部屋でしょうか・・広くて暖かい部屋にいるようです・・との事

あれ？天国に居るんでないの？ここに居るんかい？(^^;