疲・労・困・憊

疲れた

3週間ほど前に車をぶつけられました。場所はパート先の駐車場。またそーゆー時に限って夫の車を拝借していったのです。

ガチャンとぶつけられた訳ではなく、ゆっくり曲がる時に車の角をズルルルルとこすった感じ。

私は勤務中だったので仕事を終え、車に戻る途中に相手の方が待ち構えていたのでそこで話しをしました。

が!!!!開口一番に「車を当てたカモ??ココに最初から傷はありましたか??」と(^^;

そのぶつけたという相手の車は無傷だと言うし今日に限っては夫の車だし。

しかし無傷とはいえ、相手が私を待って申し出てくれた事は事実なので何らかの「当てた感覚」があったのだと思います。辺りはすでに暗かったので、傷がハッキリ確認できないという状況でもありました。

「修理して請求してください」と言われ、とりあえず帰宅。次の日、以前に安価で綺麗に修理してくれた修理工場を思い出し、そこに見積もりをもらいに行こうと電話するも、またこーゆー時に限って定休日。とりあえずネットで良さげな修理工場を探し、車を持っていくと「10万円」を超えた見積り金額。

頭をよぎったのは、相手の方は「ぶつけたカモ?」の「カモ??」が語尾につく程度の甘い認識。それに “保険で” といった言葉は出ず “修理して請求してください” の軽い認識。相手の車は “無傷” だという適当な認識。

そんな3大認識の相手に10万超えの請求書をいきなり差し出したら、こちらに非はなくとも訳の分からない罪悪感に駆られる。

とりあえずもう一件ハシゴして見積もりをとるも、同じような金額。

こりゃーーーー困った。被害者なのに困った。相手の承諾なしに勝手に修理など出せる金額ではない。

出勤前にその旨を相手に言うと、静かに “驚き桃の木山椒の木” という表情。
そしてその場でお互いの車の傷を確認し合い、無傷だと言っていた相手の車にも、やはり状況から一致した傷はありました。

相手の方も、さすがに10万超えの見積もり額が出てくると「う~ん」となります。こちらとしても「う~ん」のままだと後味が悪い。なにがって、とにかく当初から相手の方の反応が薄いのよ。そう、薄いのよ。

こちらの提案。

そちらもどこかの修理工場で見積もりを出してもらって説明を聞けば納得できるであろう旨と、こちらも、今日定休日だったところで明日見積もりをもらってくるので、こちらからは計3社の見積もりを出すという旨を。

そしてこの双方の中で「安い所で決めて良いです」という100000%歩み寄った提案をしてその日は帰宅。

提案の最後に「高額なので保険を使うっていう方法も・・」と、尻切れトンボの言葉を残してきました。

次の日も心身共に疲弊しながらも3社目の見積もりに。修理工場に顔を出す度に「なるべく金額を抑えてくださいマセ」と言えど、修理の方々からは口を揃えてこういうケースは相手側が保険を使うのが一番良いと説明される始末。

うんうんうんうん、分かるーーー!!分かるよ分かる。ホントそれ。

それでも3社ともこちらの意図を汲んでくれ、良心的な方法や価格での対応をしてくれました。

この3社の見積もりを手に、これから出勤前に反応薄い相手に説明しなければと気は重く、それでも相手の方が連れてくるであろう修理工場に依頼をするのが「納得」という部分で一番良いはずだと悶々としていたその時、相手の保険会社だと名乗る方から電話があり「保険で対応します」だって。
撃沈。

こちらの3社の見積もりと、そちらで修理工場を依頼して双方の見積もりの中から安い所で決めましょうと、昨日そーゆーコトで別れたじゃん!!!!なんのこっちゃ。疲労困憊

そして肝心な修理工場は、私の見積もり依頼をした所ではなく、相手は修理工場を依頼した訳ではなく、保険会社の指定工場という判断に至りました。

夫の車なのでね。夫の希望を尊重しつつ、この事故の最初からの流れをあれやこれや配慮し、それを今回の修理担当の方にうまく伝えなくては元も子もない。病んだ。再度、勝手に疲労困憊

あまりの疲労困憊具合に、修理担当の方に激励された。意外と多いそうです、被害者の疲労困憊。それを聞いてホッとしましたよ。

ようやく車は戻ってきましたが、夫と私の感想「□〇▽◆※□△・・・・」お察し下さい(^^;

心折れたつぶやきの巻でした。