人生初のスーパー銭湯 ~カラスの行水~

スーパー銭湯

この連休中、スーパー銭湯というところに行った。自分の記憶が確かならば初体験。我が家は年がら年中シャワー派なので、お風呂にゆっくり浸かるという生活とは無縁です。

この日は夫と2人でスーパー銭湯初体験。予習をせずに行ってしまったので、入り口からアタフタ。入り口の自動ドアを開ける前に人数と名前を用紙に書き、中へ。

受付でいきなり「タオルは持っていますか?」という高度な質問をされる。「一応持ってます」と答えたけれど、頭の中には「どのタオル?体をふくバスタオル的なタオルなのか?体を洗うタオルなのか?それとも・・」しかし次から次へと来客は来るのでプライドが邪魔をしてアホな質問もできず。入館後でもタオルは購入可能との事なのでそこはひとまずスルー。

下駄箱でまたアタフタ。フリーの下駄箱の向かい側に鍵付きの小さなロッカー。この鍵付きのロッカーに貴重品?と思ったが、どうやらこの鍵付きロッカーも下駄箱だった。ややこし。念のために一応鍵付きロッカーへ靴を入れる。

ロッカーの先には休憩所や食堂、皆がくつろぐ空間。

そして貴重品を入れる第2のロッカー。風呂に辿り着く前にロッカー攻め。

ここから更に未知の世界。女湯と男湯の暖簾をそれぞれくぐれば良いのでしょうが、ここで疑問。「化粧はどこで落とすのだろう?タオルは何枚必要なのだろう?シャンプーリンスボディーシャンプーはあるのか?ないのか?クシやドライヤーはあるのか?」

この疑問、家を出発する前に考えようって・・ね(^^;

とりあえずお互い偵察に。女湯の暖簾をくぐりドアを開けると裸族の世界。おったまげ。そりゃ銭湯ですもん、裸族なのは当たり前。裸族が行き交う場所で偵察は不可能という事を学習して一旦また暖簾の外に出る。

最短の偵察結果、分かったのは “ドライヤーは設置してあり今はドライヤー待ちの人が列を作っていた” という事くらい。

とりあえず夫と再度「待ち合わせはこの辺で」という確認をしてそれぞれまた暖簾をくぐる。

出た!第3のロッカー。しかしロッカーの前よりカゴの方がスペースも広く数多く設置されていたので、第3のロッカーは無視してカゴを使用。

化粧をどこで落とすか?という問題。不審者にならない程度に見回しても、それらしき行為をしている人などいない。シャンプーリンス問題もタオル問題もまだクリアしていない。風呂に入る前から疲れてきた。

とりあえず裸族の一員になったので中に入れば何かが分かるだろうと、一応タオル片手に中へ入ろうとした時、中から人が出てきた。マイシャンプーらしき一式を持って。

おー!そういう物を持参して良いのだな?と、Uターン。しかし化粧を落とすクレンジングは持参したもののシャンプーリンスまでは持ち合わせていない。今更ジローなのでクレンジングのみ持って中へ。

ありましたよ、ありました。シャンプーリンスボディーシャンプー。問題クリア。

しかし、どうにも風呂で長居できる体質ではないので、やる事やってとりあえずお湯に浸かってさっさと出てきました。カラスの行水。露天風呂やサウナもありましたが、すでにお湯に浸かった時点でギブアップ。

ドライヤーは設置されていたけれど、クシはない。クシは持参したのでセーフ。

休憩室で夫を待つこと45分。すっかり冷え切った。夫は銭湯をフル活用・フル満喫してきたようです。

次は露天風呂の方へ行ってみようと思う。夫が「露天風呂はのぼせた体には気持ちが良い」と言っていたので、ギブアップまでの耐久性には欠かせないポイントだと思う(^^)