先週末、夫と夜行バスに乗った。夜行バス初体験。行先は東京。目的は展示会。
初めての夜行バスに勝手が分からず、でも、その勝手が分からないのも楽しくて遠足気分でバスを待つ。
時間より遅れてバスが到着。高速道路上のバス停で待ちましたが、ここでの乗車は私達2人だった。バスはちゃんと来るのかなー大丈夫かなーのソワソワ感もあり。
バスが到着すると運転手さんが降りてきて、乗車券の確認と簡単な注意事項を説明してくれた。
夜行バス予約の時点ですでに座席が残りわずか。その中から選んだ事もあり、吉なのか凶なのか一番前の席。
当日、数か所のバス停を回り、全員揃ったところで運転手さんがマイクを通して到着までの流れを簡単に説明して完全消灯。それでも非常灯もあるしそこそこ見える。
一番前の席とはいえ、前方も見えないように一番前の席と運転手さんの間も遮光カーテンで完全にシャットアウトするので、どこを走っているのか景色は全く見えない状況。
そして難点が、バスがものすごく揺れた。こんなに揺れる?と思うくらい揺れた。バスに乗り慣れていないからそう感じるのか、座席の位置がそう感じさせるのか。
家を出る直前、バス内で熟睡できるようにワインを飲んだ夫は、この揺れに酔い、間一髪のところでサービスエリアに到着。そしてゲロッキー。
景色が見えないので、バスの揺れが予測不能という状況もゲロッキーを強めた要因らしい。
遊園地のアトラクションで、海賊船やコーヒーカップのようなふわふわした気持ち悪い揺れや、スペースマウンテンのような暗闇や、目隠しした状態で乗り物に乗るような状況が苦手な人は要注意。
2か所のサービスエリアにて休憩タイムあり。この休憩タイム中はバスのドアが開けっぱなし。一番前の席は寒いったらありゃーしない。そもそも車内は 暖かい<寒い 寄りだったので、就寝するには堪える。
大きめストールを2枚持参したのは正解。
他にも夜行バス用として持参したのはアイマスク・耳栓・スリッパ・エア枕。この中でスリッパが役に立ったけれど他は特に役に立たず。夫は枕命なのですが、エア枕はイマイチ使い心地は悪そう。ないよりマシ程度かな。
2か所目の休憩タイムの時間が1時間以上もあった。軽食を食べる人もいた。私達はあまりの寒さにホットな飲み物で温まる。バスには戻らずサービスエリア内をウロウロ。
そして、あろう事か一睡もしないまま現地に到着してしもーた。
午前中はそこそこ余力もあったのですが、徹夜が効いたのか夕方になるにつれペースダウン。
それでもその日の夜中、また夜行バスに乗って家に帰らなければいけない。乗る時に運転手さんから「降りる時は降車ボタンを押してください」と言われる。
えーーーーーーーーーーーーーー?って思いましたね。
そういうの緊張するんですケド・・また寝れないんですケド・・
“降車ボタンを押しそびれたらどうする・そもそもアナウンスが聞こえるか” の試練発生。
それでも徹夜からの歩き疲れもあり、一つ目のサービスエリア休憩には気付かず。2つ目のサービスエリアで目覚め、そこからは眠れませんでしたよ。お目目パッチリ。降りそびれちゃーいけないんでね。
とにかく夜行バスは疲れた。昼間の観光バスならカーテン全開で外の景色も見え、音を立てても喋っても良し。気分は自由。就寝目的でなければ気温もさほど気にならないでしょう。気付けばウトウトし、夜行バスより寝れるかも(*^^*)
地獄の夜行バスだった。選ぶバス、3列・4列シート、座席の位置、時期を考慮すれば、また違っているのかもしれません。
死ぬまでに寝台特急に乗るのが夢だったけれど、要検討(^^;