全然笑えないんですケド

笑えない 平常心

80歳の暴走婆さん(母親)の話しを少し。

母が一人で暮らす家に介護ヘルパーさんが来るようになって、かれこれ2か月。水曜と土曜の週に2回、それぞれ一時間づつ。

土曜は家族も可能な限りお手伝い。

ヘルパーさんは、最初に取り交わした契約に沿いながら計画的に支援をしてくれています。母への支援内容は、まず掃除がメイン。料理や買い物等、他にも色々あるようですが、なんしょ掃除が終わらない事には次に進めない(^^;

掃除と言っても、本人が使用していない部屋・季節の変わり目の衣替え・大掃除等・日常的に本人が関わっていない事や場所はNG。しかしキッチン・トイレ・風呂掃除の水回りから、母の寝室・普段居る部屋の掃除だったり布団干しだったり、わりと何でもOKですし、一人暮らしという事もあって、実家丸ごと母使用。’

最初の数回こそ私も混ざって手伝っていましたが、部外者が手出ししてはヘルパーさんもやりにくいだろうと、最近では、ここはヘルパーさんが手を出しにくいかな?と思われる引き出しの中・押し入れの中を、別で片っ端から処分しまくっている。

そんなある日「トイレ掃除をしよう」と、ヘルパーさんが母親を誘う声がして、2人でトイレに向かって行った。そしてヘルパーさん爆笑。

爆笑の理由は、どうやら母親は自分のお尻をトイレットペーパーではなく、キッチンペーパーでふきふきしているらしい。

「キッチンペーパーで痛くないんですかーーー??」と爆笑するヘルパーさんに向かって「大丈夫!平気平気♪」と嬉しそうに答えていた。

全然笑えないんですケド。

実家のトイレは水洗トイレではなく、昔ながらのいわゆる “ボットン便所” なので、昔から母は「トイレに何でも捨てていいよ」と訳のワカラン事を言っていた。「トイレ=ゴミ箱」の方式。

そんな流れで、おそらくトイレットペーパーを切らした母は「どこかにお尻ふきふき出来る物がなかろうか?」と、探しに行った先で目に入ったキッチンペーパーを持ってきたのだと思う。

笑ってる場合じゃないですよ、ヘルパーさん。

私の推理ですと、そのキッチンペーパーはトイレ専用ではありません。トイレとリビングとキッチンを縦横無尽に行ったり来たりしていると思うんですよ。そのお尻ふきふきキッチンペーパーは、トイレの滞在時間が短いと思うんですよ。

だからね、全然笑えないんですケド。

あくまでも推理ですが、しょーもない推理だけは不思議と正解。

ヘルパーさんは数人が交代で来るのですが、この日のヘルパーさんは20代かな?若いから、こんな婆さん目の当たりにしたら笑っちゃうよね。しかしどのヘルパーさんも、この寒いのに薄着でよく動く。感心しきり(*^^*)

明日は実家にヘルパーさんの来る土曜だけれど実家行きはパス。順番でパート先の土曜当番の日だから。この土曜当番が厄介。半端ない緊張感で寝れない。多分この緊張感から一生解放されないと思う。でも、一緒に働くパートさんも土曜当番の前日は緊張で寝れないと言っていた。みんな同じ。一人の土曜当番はチビりそう・・ど緊張。

そんなザワザワ感からブログを書いてみた。

落ち着くどころか、どんどん脳ミソが冴えてきた。泣ける( ;∀;)