数年ぶりに肛門の緊急事態宣言発令中。
ここ3日ほど座薬のお世話になっています。
「もう3日も便が出ない」とか「便が出なくてそろそろ一週間」とか、そんな話題満載になる日があります・・が・・いいんですよ!!3日後に普通に便が出れば!いいんですよ!!一週間後に普通に便が出れば!
そうです・・普通に便が出ればそれでいいんです。
問題なのは、大きく硬くなってしまった便。己の力量では対処が不可能になった便というのはタチが悪い。
便秘との出会いは、まだ私が小学生の頃。岩のようにガチガチに育ってしまった便を出す事は非常に難しくて至難の業。定期的に襲ってくる便意と格闘しながらトイレで過ごす事、数日。
それでも学校には行かなければならず、イテテ~と言いながら登校するも限界は来る。
限界に達した下校途中、歩く事が苦痛になり、何度も道端に座り込みながらもようやく家に辿り着く。
すっかり弱った私は、いよいよ病院へ。
実家は自営業だったので、病院までは車で送ってくれるものの、病院の中には一人で行かなくてはいけない。
とりあえず医者に説明をすると、ベッドに寝かされ、いざ浣腸。
浣腸は「イチジク浣腸」のような小さな物ではなく、今まで見た事もないくらいの大きな浣腸で、大型注射器の先にゴムのチューブがついている巨大浣腸。ビビっている暇もなく、看護師さんが手際よく肛門から浣腸を注入し、肛門を押さえながらそのままトイレに連行される。
看護師さんが「いい?できる限り我慢して!限界まで我慢!我慢しないと先に浣腸の液だけが出ちゃうから頑張って!便が出たら流しちゃダメよ!便を確認しに来るから待ってて!じゃ頑張って!」と 激励つきの説明を終えて行ってしまった。
浣腸の威力はすさまじく、そして便の硬さもすさまじく、トイレで熾烈な戦いとなりました。
熾烈な戦いの末、岩のような便を出し切り放心状態で看護師さんを待ちます。そして現れた看護師さんが便器を覗き込んで一言「これじゃ~自分の力で出ないね」だって。
看護師さんお墨付きの便を出した私にとって、便が硬くなりつつある兆候は油断できない。
3日前、まだ “岩” になる前の “石コロ” の便に対してつい頑張ってしまったばかりに肛門の緊急事態宣言が発令された。私の場合、どうやら大きくストレスがかかる もしくはホルモンバランスの異常で便が硬くなるようです。
意外とデリケートにできているのだ。
それではまた( *´艸`)