笑っちゃいけないは殺し文句

笑う

今は他県で暮らす子供達ですが、まだ学生だった頃の大晦日は、ガキの使いやあらへんでの「絶対に笑ってはいけない」を見ながらの年越し。

笑っちゃいけないって言われると笑っちゃうし、冠婚葬祭で笑っちゃいけない時に限って、なぜ面白い要素が満載になるのでしょうか。

笑っちゃいけない状況の時に笑いをこらえるのは本当にキツイ。ガキ使だったら即ケツバット。

時々あるのですが、一昨日も、パート先の更衣室で着替えの間の数分間、共に働くパートさんが耳元で囁いてきた。その囁きに声を出さずに爆笑。声を出さずに爆笑って難しいんですけど、更衣室の中と外はアコーディオンカーテンのみで仕切られているので、交代制ゆえ、アコーディオンカーテンの外では普通に仕事をしている訳です。

比較的、静かな環境。

頑丈な扉ならまだしも、アコーディオンカーテンと言えば下はスースー隙間があいている訳なので、大きな声で話せば筒抜け。

ほんでもってこのアコーディオンカーテン、たまに “取って” の部分が引っこ抜け、「ゲゲッ」と焦る事態が起きる年代物。

アコーディオンカーテンの中の私達は外に漏れないよう配慮こそしていますが、コソコソ囁くその状況こそマヌケだし、その状況でちょっと笑っちゃう事を囁かれれば「ブーーーッ」と、笑いをこらえて死んでまう。勘弁して。

今は亡き父親も、それはそれは冠婚葬祭に笑いありの人だった。真面目な場面で必ず何かやらかしてくれたので、笑いをこらえるのに必死。肩で笑う。肩で笑う姿は感染して連鎖反応が起き、始末に負えん。本人が笑いをとろうとしていなくて真剣なのが逆に笑いを誘う。

冠婚の方ならまだしも、葬祭の方では失礼極まりない。だからこそ笑っちゃう。もー最悪。

私のように笑っちゃいけない所で笑っちゃう親戚一同なので、父親に限らず色々ありますが、冠婚葬祭や大旅行でのヘマは永遠に語り継がれる事になるんですけど。

友人にも何人か同じように笑いをこらえきれない人がいるので、ホント大変。

昔からうちの子供達を笑わせるのも簡単だった。「絶対に笑っちゃダメだよ」の一言だけで笑っちゃうもんね。何もしてないのに、その一言だけで吹き出していたから。

逆に、うちの夫はそんなに動じない。むしろお笑い番組で私が笑うと「どの部分で笑ったの?」と真顔で聞いてくる。そこ。そこを真顔で聞いてくるとこに笑っちゃうよね。

笑っていいよと言われるより、笑っちゃいけないと言われる方が笑っちゃう。

殺し文句。

さてさて世の中は昨日からゴールデンウィークという人も多いと思います。パート先は暦通り。それでも気分はすでにゴールデンウィーク。

それぞれに休みの期間は違うでしょうけど、数年ぶりに大混雑のゴールデンウイークになりそう。

雨女の私ですが、やっぱり晴れるといいなーーヽ(^o^)丿

どうぞ良い連休を♪