毎日会っていても身元不明人

病気 

先日、発熱・頭痛・咳等の体調不良に見舞われて、コロナとインフルエンザの検査に行ったところ、どちらも陰性。

陰性なのに、この諸症状にショックを受けた。コロナかインフルエンザの陽性反応が出たなら納得したのに、結果、ただの風邪で病院に行った事になりダブルショック。

弱い・・弱すぎる。

風邪をひく一週間ほど前に、パート先での仕事中、突然心臓が痛くなり我慢していたら吐き気や貧血に襲われ、数分間トイレにこもった。

心臓が痛むのは、生きていてこれが3回目。

職場の人達には毎日会っている訳ですが、この先ここで倒れたら、夫に連絡が行くだろうか?と素朴な疑問が沸き上がる。パート先に保管されているであろう履歴書には、自分以外の連絡先は書いていない。

よって夫の連絡先どころか名前すら記載していない訳です。

住所と家の電話番号の記載はあっても、時間的に夫が家にいる訳ではない。

家族に関して履歴書で分かる情報といえば「配偶者有り」くらいの薄い情報のみ。何かあって家族に連絡を!と思っても情報源がないよなーと、ぼんやり思った。

パート先で心臓が止まったらパート先はてんやわんやだろう。夫と連絡が取れずに “死に目に会えなかった” というオチになるかもしれない。自分の人生の最期・死に目がパート先の人達だったというのは・・ちょっと死にきれない。

死ぬ事を前提に、心臓が痛くなった翌日、自分のロッカーの中を片付けてきた。死んでも迷惑かけないように身辺整理。そして、ロッカーの内側に夫の携帯電話の番号をバンっと貼ってきた。

それをパート仲間に「何かあったらここにヨロシク!」と伝える。

「????」こんな顔していたけど準備完了。

職場でも昼休みを共にするような仲間なら、それなりにプライベートに入る隙があるので月日と共に情報交換もするけれど、昼休みも休憩もない短時間勤務の場合、プライベートが表に出る速度も遅い上に、人によってはプライベートはNGな事もあるでしょう。

要するに、毎日会っているのに身元不明人みたいな関係。

更衣室や帰り道の数分は本当によく喋る仲。長所も短所もお互いに分かっているし一緒にいるのも10年ほど。

でも、10年経っても身元不明人。そしてパート先の責任者も世間話しはしてもプライベートには踏み込まないので、いざという時は、やっぱり身元不明人。

仮に救急車にパート先で働く彼女が同乗した場合、もしくは病院に連れて行ってくれた場合、私の名前しか答えられないだろうし、フルネームで言えるかな?(笑)

もちろん逆もまた然り。彼女が倒れたらこの逆の事が起きる。

妄想が膨らみましたが、まーーなんかそういう事です(^^)

それにしても年齢のせいなのか何なのか、臓器が弱ってきた事を痛感。10日も経つのに、まだ鼻声が治らない。このまま蓄膿症に移行したのかなぁ。

さてさて、あっという間に2月も半ば。2月に入ってすぐに節分も終わった。今年の節分は日曜という事もあり、家で海鮮恵方巻を作った。パンパンで豪快な恵方巻。家で作るのは形が悪くても出来立てだから美味しい。

今年の方角は西南西。恵方巻を無言で食べる理由も諸説あるようですが、ウチは無理。無言なんて無理。2人で最初から最後まで喋る喋る(^^)

節分も過ぎたので、雛人形を出しましたよ。毎年この時期になると、お雛様をめぐったオカルトチックな気分にうなされる。今年もやっぱり出す時はドキドキするし出したら出したでソワソワするし(^^;