良いお年をお迎えください

良いお年をお迎えください

たかが母親されど母親・・80歳の母親に振り回された一年でした。このブログも後半は母親の出番多く。

爺さんと恋に落ち、周りを巻き込んでの大騒動に始まり、それとは別に数々の炎上。この12月からはデイサービスと訪問ヘルパーさんの利用。そこに望みを託し、生活改善の開始。しかしながら、昨日も、自由すぎる母親の発言に泡食ったケアマネージャーさんから「娘さん聞いてますか?」の電話。もちろん聞いていない。ケアマネージャーさんの機転で解決はしたものの、前途多難。

先日も、デイサービスの場で「一年後の自分はこうなっていたい」という目標を掲げてもらったそう。ケアマネージャーさんが母の目標を笑いながら報告してくれた。体の機能の改善だったり頭の機能の改善だったりを目標にする人達が多い中、母は「新しい恋をする」という目標を言ってのけたそうで、あいすみません(^^;

しかし別の日、デイサービスの方と契約書を取り交わした時の話し。この日は私とデイサービスの方の2人だけで会う。「M子さん(母親)の性格や行動はどんな感じですか」と、やんわり聞いてきた。良い面もあるけれど、それはいったん横に置き、「こんな事で困っている」という事をぶちまけました。

困っている私に向かって「改善するように頑張ります」とか「気を付けて見守ります」等の返事が来ると思いきや、「それがM子さんなんです。全部ひっくるめてそれがM子さんなんですよ。それでいいんです」と・・。
神のような返事にたじろぐ。感動。そんな風に言ってもらえたら救われる。

「私、沸点低いんです。瞬間湯沸かし器なんです。それも全部ひっくるめて私なんです」と、思わず心の中でつぶやきましたもん(^^;

世の中、全ての人がこんな風に「それがこの人だから」と欠点をひっくるめて認めてくれたら、きっと欠点の顔を出す頻度も減るだろう。誰でも欠点の一つや二つあるのだから。

母の欠点ばかりに気を取られ “欠点を直そうとする私”と “聞いてたまるかの母” との間は常に戦々恐々としていましたが、この一言に救われ、少しは晴れ間が見えるかな?

そんな穏やかな気持ちで実家の玄関を開けた明くる日、少しは晴れ間が見えるかな?の夢見る夢子は吹っ飛ぶ。「ちょっとーー!もぉーー!」となりまして。欠点VS欠点(笑)ダメじゃん。リセットしちゃ。

昔から母の事では心に迫るモノがあり、語り出したらノンストップ。このへんでやめておきます。来年こそ心穏やかに。

家や夫の事務所のリフォームにも明け暮れました。クリスマスもDIYしていましたよ。パート先での人間関係に変化もあり “人となり” について考え、ご近所での人間模様の移り変わりに心も動き、元々キュッと濃い親戚付き合いは更にキュッと濃くなり。日々更新。

やはり私は人が好きで、なんだかんだと人に対して一喜一憂している自分がいて、それが人生の大半を占めているのだと思う。でも一人で過ごす時間はもっと好き。なんのこっちゃ、好きにせーよ・・だね(笑)

ここ最近は県外に住む子供達から “心拍数が上がるような報告” もなく、安泰。来年はどうかな?

相変わらずドタバタした一年でしたが、犬がね・・犬の “くうちゃん” が居ないのはいつまで経っても寂しい。抜けないロス感からたまに犬を見学したり近所のワンコと触れ合うんだけど、やっぱり “くうちゃん” ではないからね。それだけは寂しい。

今日は大晦日。父親のお墓参りに行って、一年を締めくくりたいと思います。

すきま時間に大掃除とか料理とか買い出しとか。無理無理。やる事多すぎ。手抜き確定(*^^*)

それでは*良いお年をお迎えください。