なんちゅーか・ほんちゅーか

困った

家族からの電話ほど怖いものはない の続編です。

オミクロン株による “まん延防止措置” により小娘と会う事をやめ、今月末を待たずして電話で話す事になりました。

24歳独身・一人暮らしの小娘から「いい意味でヤバイ報告って何だと思う?」と問われれば、親でなくても「アレかコレかソレか」くらいの察しはつくと思う。

考えられるのは「妊娠か結婚か同棲か」ですよね・・。本人にとっては「いい意味でヤバイ事」でも 親にしたら「ただのヤバイ事」

結果は「同棲をするから2人で挨拶に来る」のだそう。更に「住むアパートも決まっている」のだそう。小娘と彼の職業柄、2月と3月が繁忙期なので、3月末に挨拶に来て4月末から同棲を始めるらしい。

とりあえずは妊娠じゃなくてセーフ。でも同棲ってどうよ?今の時代、同棲は多いと聞くけれど、結婚じゃダメなのか?とはいえ、うちの小娘の言動を見る限りは結婚もまだ早い気がする。その土地に住み着いてまだ一年も経たないのに、一人暮らしの極楽浄土を手放すなんてぶったまげ。

同棲という選択は私の中では一番中途半端な選択なんですケド。

同棲は必要なのだろうか?今は当たり前の時代なのだろうか?自分の中で落としどころを探すも、出てくる答えは「・・なんちゅーか・・ほんちゅーか・・」

電話での報告の時、私は内容の打撃をモロに受けないように、小娘は親の反応の打撃をモロに受けない様に、互いに結界を張って徐々に話しを進めていきましたが、間違っても「へえ♪同棲するの~♪どうぞどうぞ~♪」などと言う親でない事くらい小娘は百も承知なので、親が沸騰しない程度に少しづつ攻め寄ってきました。

瞬間的に沸騰する私に対し「お母さんってメンドクサイ」と小娘に連発されていますが、そうなんです。私はメンドクサイ親なんです。物分かりのイイ親に憧れているようですが、メンドクサイ親なんで。

何でも話してくれた幼少期から何でも内緒にする思春期を経て、社会人になり、子育てはもうとっくに卒業して子供達との関係性は変化していきます。子育ての終点は子供達の自立です。終点には何とか辿り着きましたが、結婚するまでは、もう少しメンドクサイ親でいようと思います。

メンドクサイ親を納得させるくらい・・親に向かって「ザマーミロ」と言えるくらい・・ど根性で幸せになってもらいたいものだ( `ー´)ノ

ど根性とか言う時点で「あーメンドクサイ」って・・なるよね(笑)

2人が挨拶に来る日は、笑顔の花が咲きますように(*^^*)

ところがどっこい、昨夜、再度連絡が来て「今からお金を貯める」と、寝ボケた事を言い出した。寝言は寝てから言えって話し。

小娘はすでに夢見る夢子になっているので100%突き進むようですが、親の気分は振り出しに戻っております。突き進むのなら、軽い気持ちではなく頭のサイコロ振って頑張れよ!って事です。

お金がなくては、夢見る夢子が一瞬で覚めますから。同棲の報告に続き、今からお金を貯めるという寝言に、2度目の「・・なんちゅーか・・ほんちゅーか・・」

それにしても”時代”の変化は著しくボヤボヤしてたら取り残されるけれど、何でもかんでも”時代”で片付けるのもどうかと思う。

「今はそういう時代なの」って本当にトドメの殺し文句(笑)

大きな声では言えませんが、そういう私も、数年前の年賀状に「時代の移り変わりもあり・・」というトドメの殺し文句を使って年賀状を最後にしたのを思い出した。

全く調子イイったらないわ~( ̄m ̄〃)