趣味はなんですか?という質問

趣味は寝る事

個人病院で毎日数時間のパート勤務をしています。
数年前、同じパート先で働くAさんが、笑いをこらえきれない様子で私に言ってきた。
当直の当番だった昼休み、先生に「趣味は何ですか?」と聞いたところ、しばらく考えてポツリと「犬の散歩」と答えたと、それはそれは可笑しくて仕方のない様子。

Aさんにとって先生の趣味は意表をつく回答だったようでツボにはまり、誰かに報告せずにはいられなかったのだと思う。

「読書」とか「音楽鑑賞」といった模範的回答、もしくはAさんの想定内の回答ならばスルーされたはずですが、「犬の散歩」という趣味はAさんの予想を大きく超えてきたようです(笑)

時を経て、昨日、Bさんが私に聞いてきたのだ。
「先生って、趣味あるのかな?」と・・吹き出しそうになった。
代わりに「犬の散歩」と答えてあげても良かったけれど、やめておいた。
「予想は?」くらい聞いてみれば良かったな(笑)

Aさんは、去年、パートを退職されたので、Aさんと先生の「趣味について」その後のやりとりは聞きそびれたままです(笑)

ところで「趣味はなに?」と聞かれて即答できる人はどのくらいいるのだろう?

幼い頃から好きな事が一貫している人もいれば、その時その時で好きな事やハマる事がコロコロ変わる人もいるでしょうし、他人にはなかなか理解されない趣味を持つ人もいれば、自分の趣味を理解してほしいと思わない人もいるでしょう

「趣味はなに?」と質問した側に全く興味のない趣味だとしたら?その先はおそらく地獄(笑)話しが伝わらないうえに広がらないし中身はピーマンだし・・ね(^^;

「趣味はなに?」と質問された側は、待ってましたとばかりココ一番のテンションで語り続けるでしょう・・途中で  “相手が無反応だ” と察する人でない限り(笑)

趣味がバチっと合えばそれはそれは盛りあがるでしょうが。

私のように即答で「無趣味」と答えるような人間は、それこそ「つまらん人」の烙印を押されてゴミ箱ポイでしょうか? ( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

しかし生まれてこの方 “無趣味” で困ったことは一度もないけれど “不器用” で困った事は度々ある。
仕事もプライベートも家事育児も、不器用より器用な方が絶対にイイと思う。

ちなみに不器用って手先の不器用の事であって、生き方の不器用ではないです。生き方の器用と不器用の基準はよく分かりませんが、それはどちらもアリだと思う(*^^*)

話しがそれてしまった(^^;

無趣味な私でも好きな事はたくさんあるし、やりたい事もたくさんある。
やりたい事のひとつに「大食い選手権」と「早食い選手権」というのがあって、テレビで観るたびに、一度やってみたいと思う。でも本当にやってしまうとその後のケアが大変になりそうだから妄想だけでご馳走様になっています。

時々、テレビのマラソン中継で、ランナーの横を一般ピープルが全速力で歩道を走っているのを見かけるけれど、まさにソレで、大食い・早食いの人達のかたわらで、ちょっとだけ自分の実力を試してみたい(笑)